本田寛人准教授の論文が国際科学雑誌に掲載

  • 2022/04/01
  • リハビリテーション学部

理学療法学専攻の本田寛人准教授の論文「Seasonal variations in vascular endothelial function and physical activity in men」が国際科学雑誌「Journal of Men’s Health」に掲載されました。

本論文は、男性における血管内皮機能と身体活動の季節変動およびその関連について、
総説(Review)としてまとめたものです。

血管内皮機能は動脈硬化と密接に関係しており、冬季にその機能が悪化することが示されています。
男性では、テストステロンなどのホルモン作用のほか、血圧や血糖値などの代謝機能の変化も血管内皮機能の季節変動(とくに冬季の悪化)に影響すると考えられます。
一方で、その季節変動に身体活動が影響するか否かについては、現時点では明らかではありません。
今後、本課題に対するさらなる検証が望まれます。

これからも、四條畷学園大学は国民の健康・生活の質を高める知見を発信していきます。

<論文リンク先>
https://www.imrpress.com/journal/JOMH/18/2/10.31083/jomh.2021.136

一覧へ戻る