田丸准教授と松木教授の共同研究論文が国際科学雑誌に掲載されました。

  • 2021/02/15
  • リハビリテーション学部

本学、作業療法学専攻の田丸准教授と理学療法学専攻の松木教授の共同研究「Premature oral pre-shaping for feeding in elderly population with risk of aspiration pneumonia」が国際科学雑誌「PLOS ONE」(Impact factor=2.87)に掲載されました。

今回の研究は、これまで田丸准教授が研究を進めてきたヒトの先行認知であるPre-shapingを用いることで、誤嚥性肺炎ハイリスク者の摂食方法の違いによる先行期の崩れ方について研究しました。この結果、誤嚥性肺炎ハイリスク者では自分自身で摂食する際は影響が少ないですが、他者に摂食介助させてもらう際では明らかに先行期の準備に時間を要していました。このことから高齢者の摂食ケアでは、対象者の口部開口時期を意識したケアが重要になることが示されました。

これからも四條畷学園大学は、国民の健康・生活の質を高める知見を発信していけるよう研究を進めていきます。

 

[論文掲載ジャーナル]

[田丸准教授の研究情報]

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