【リハビリテーション学部】松木明好教授の論文が国際科学雑誌に受理されました。

  • 2019/11/22
本学、理学療法学専攻教授である松木明好先生の研究論文「Cerebellum-mediated trainability of eye and head movements for dynamic gazing」が国際科学雑誌「PLOS ONE」 (IF=2.77)に受理されました。

頭部運動しながらモノを見る能力を向上させるGaze stabilization exerciseを繰り返し練習すると頭部運動に対する眼球運動範囲が適正化されるように変化するのですが、眼球運動に関連する小脳部位に低頻度反復経頭蓋磁気刺激を負荷すると、その練習効果が低下する可能性があることを示しました。これはdynamic gaze abilityの向上には前庭動眼反射の可塑的変化や小脳の関与が必要である可能性を示唆します。

本研究結果は前庭障害のリハビリテーションの発展に寄与する可能性があります。

研究論文掲載内容はこちら(PLOS ONE(プロスワン)HP
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