看護学部の受験を考えている方々の中には、看護学部は「理系」か「文系」かについて悩んでいる方もいらっしゃると思います。

看護学部については「理系」であると考えている方が多くいらっしゃいます。事実、看護の対象者を理解するために必要な人体の構造や疾病のメカニズムを理解するために必要な科目は、いわゆる「理系」的な考え方を用いることがあり、多くの看護学部の入試科目をみても「理系」科目が採用されています。しかし、その一方で、看護師は人間や生活という複雑な現象を対象にしているため、対象を理解するためには、多彩な表現力（ことばや文章）、感性も重要視されます。そのため、看護学部の入試科目をみても「文系」科目も多く採用されています。

看護実践は「science」と「art」が融合したものですので、看護学部の科目では、「理系」「文系」に関係なくこれらを広く体系的に学ぶようなカリキュラムで構成されています。もし、看護学部の受験にあたり「理系」か「文系」かの悩みをお持ちであれば、オープンキャンパス等で相談されることをお勧めします。

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