【看護学部】男性看護学生の今

  • 2018/04/16
本学では、男性看護学生の入学を歓迎しています。
看護師の活躍する現場では基本的に男女の差はありません。男性看護師の活躍する場や機会は、(性差に関係なく)非常にたくさんあるといえます。

最近、日本の男性看護師の就業者数は全看護師のうちの約7%といわれています(厚生労働省 衛生行政報告.2014年)。欧米諸国では10%を超える国が多い中、日本ではまだ男性看護師が少ないのが現状です。しかし、男性看護師の数は確実に増加しており、それによって活躍の場も増えています。最近では、男性看護師の悩みやキャリアに関するネットワーク団体(一般社団法人日本男性看護師会など)が設立されるなど、男性看護師を取り巻く環境は充実してきています。

4月に新入生を迎え全学年が揃った本学の看護学部に在籍している学生の約22%が男性学生です。この比率は、他大学と比べても多いかもしれません。

男子学生にとっては、女性の多い環境の中で学生生活を送らなければならないことによる「緊張」や「困難」を感じることもあるといわれています。事実、本学の男性看護師の教員もそのような経験をしてきたようです。しかしその一方で、男性看護学生が少ないことから生まれる共感性や一体感、充実感を持ち、人としての成長や看護師としての発達に大きな影響を与え、卒業してからも生涯に渡って続く貴重な経験であるといえます。

もし、看護師を目指すにあたって躊躇している方がおられるなら、オープンキャンパスなどを通して、男性看護学生の学生生活について相談されてはいかがでしょうか。

一緒に、医療・看護の世界にイノベーションを起こしましょう。
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