【リハビリテーション学部】松木教授の論文が国際科学研究雑誌等に掲載されました。

  • 2017/08/04
松木明好教授(理学療法学専攻)の研究 「Cerebellar transcranial static magnetic field stimulation transiently reduces cerebellar brain inhibition」が、国際科学研究雑誌「Functional Neurology」に掲載されました。

【概要】
不随意運動、脳卒中後疼痛、脳卒中後運動麻痺、うつ病など多くの疾患に対する治療法として用いられている「脳刺激法」があります。今回は新しい刺激方法として注目されている経頭蓋静磁場刺激(大きな磁石による刺激)を小脳に適用することで、小脳の興奮性を操作できることを明らかにしました。

この知見は、これまでリハビリテーション効果を修飾するために活用されてきた非侵襲的(生体を傷つけない)脳刺激を今までの100分の1程度の低コストで実施できる可能性があることを示しています。

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