【リハビリテーション学部】本学教員の論文が科学研究雑誌等に掲載されました。

  • 2017/06/29
リハビリテーション学部の専任教員が共著や単独で執筆した以下3篇の論文が科学研究雑誌やテキストに掲載されました。

.理学療法学専攻の松木明好教授が3名の他研究機関研究者とともに関わった症例研究報告「Core stability trainingにより運動失調およびバランス障害が改善した重度小脳性および感覚性運動失調の1症例」が、科学研究雑誌の「理学療法科学」に掲載されました。

【概要】
脳の障害によって手足の運動が行いにくくなったり、バランスをとることが難しくなることがあります。そのような障害をお持ちの方に対して、体の中心を安定化させるトレーニングを行うと、手足の運動が行いやすくなったり、体のバランス保持能力が上がる可能性があることを示しました。
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.理学療法学専攻の松木明好教授、澳昂佑助教、作業療法学専攻の田丸佳希講師らが共著で発表した研究論文「Effect of gaze stabilization exercises on vestibular function during postural control」が、米国の科学研究雑誌「NeuroReport」に掲載されました。

【概要】
前庭リハビリテーションで用いられるゲイズ・スタビライゼーション・エクササイズを行うことによって、バランスをとるために必要な姿勢反射がチューニングされ、不安定な足場でのバランスが良くなることを確かめました。
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.理学療法学専攻の松木明好教授が執筆担当した「Physical Therapy for Cerebellar Ataxia」が、国際的理学療法テキスト「Neurological Physical Therapy」に掲載されました。

【概要】
脳の損傷や変性によって、力はあっても、手足や体の筋肉が協調的に働くのが難しくなる「運動失調症」が生じることがあります。この運動失調症に対する理学療法について、様々な視点からまとめました。
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