ファムゴックタック医科大学との国際交流を実施しました!

  • 2024/02/05
  • EVENT

    看護学部

1月22日からベトナム社会主義共和国ホーチミン市にあるファムゴックタック医科大学の教員4名と看護学生6名を招聘し、国際交流プログラムを実施しました。
そこで、これから5日間にわたり交流プログラムの内容を紹介していきたいと思います。

 

<1日目>
ファムゴックタック医科大学大学の皆さんを関空までお出迎えに行きました。
午後から看護学部で歓迎式典やオリエンテーションを受けました。明日からがんばるぞ~!と意気込んでいました。

 

 

 

<2日目>
この日は奈良県天理市にある奈良東病院の見学に伺いました。
奈良東病院では、介護老人保健施設やデイサービス、介護付有料老人ホームや認知症高齢者に特化したグループホームなど高齢者の生活を支える様々な施設を見学させて頂きました。
招へい者の皆さんは、とても熱心に説明に聞き入り、多くの質問をされており、同行した本学の看護学生も刺激を受けていました。
また、帰りには東大寺を拝観し、奈良公園を散策して帰りました。寒かったけど日本文化も楽しめたかな~。

 




<3日目>
この日は兵庫県西宮市にある協和マリナホスピタルに見学に伺いました。
協和マリナホスピタルでは、病棟やリハビリテーション施設を見学させて頂きながら、実際にそこで働くベトナム人介護士の方に話を伺うこともできました。
昨日同様、招へい者の皆さんは、とても熱心に説明に聞き入り、多くの質問をされており、同行した本学の看護学生も刺激を受けていました。
午後からは神戸市にあるキューピー神戸工場に行きました。
今、ベトナムではマヨネーズが流行しているそうです!
日本のシステマティックな工場を見学することも日本文化の一端に触れる経験となれば幸いです。
帰りには、ちょうど神戸で開催されているルミナリエに行きました。
能登半島地震の被災者の方達に思いをよせつつ、素敵な夜景を楽しむことができました。

 

 

 

<4日目>
この日は本学にて高齢者演習ならびに認知症や認知症高齢者に関する講義を受講しました。
午前中は本学の稲村講師による高齢者体験を実施しました。ベトナムにも高齢者体験の講義はあるそうですが、このような機材は揃っていないということで非常に興味をもたれていました。
また、モデル人形「SCENARIO」を使ったデモンストレーションには先生方が特に興味を持っておられました。
午後からは、東京医療保健大学の甲村朋子准教授ならびに京都大学医学部付属病院の磯部昌憲講師による認知症ケアや認知症治療に関する講義を受けました。
疲れも溜まってくる4日目ですが、招へい者の皆さんは熱心に講義を受けられていました。

 

 

 

<5日目>
この日は招へい者の皆さんにこれまでの学びの成果を発表してもらいました。
発表は、これまでの見学や演習、講義の内容に加え、今後のベトナムの高齢者ケアにまで言及しており、非常に充実したプログラムであったことが証明されました。
また、この5日間、本学学生との中も深まり、双方にとってとてもいい刺激になったことを実感しました。

 

 

 

 

 

 

 

※本事業はJSTさくらサイエンスプログラムの支援を受けて実施しています。

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