~作業療法士から学ぶ~ 認知症予防運動プログラム「コグニサイズ」

  • 2023/12/04
  • リハビリテーション学部

今回は地域連携事業として国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防を目的とした体操であるコグニサイズを地域の皆さんにご紹介しました。
具体的には認知課題(頭を使った課題)と運動課題を同時に行うことによって、心身機能を効率的に向上させていくプログラムになります。

頭(脳)に刺激をすることが大切になってくるため、「ちょっと考えないとできない」くらいの難易度を設定して、各自が課題に対して頭と体を確実に使えている事を実感しながらの時間を過ごしてもらいました。

コグニサイズは継続して実施する事が大切であることをお伝えし、集団プログラムのみではなく、個別プログラムも実施する事で自宅に持ち帰り、日々の生活の中でできるコグニエクササイズのヒントもお渡ししました。

初対面の方が殆どだったにもかかわらずグループワークで和気あいあいとされていてとても楽しい雰囲気の講座だったと思います。

アンケート結果でもコグニサイズは動きは1つ1つは簡単ではあるが同時にやると難しいことも実感してもらう事ができていまいました。そして、半数以上の方から定期的に開催をして欲しい、次回も是非参加をしたいとう返答が得られました。また、機会がありましたら、是非、地域の皆さんと少し、あれ!あれ!何で・・・ともどかしさを感じながら楽しく一緒に運動の講座でお会いできましたらと思います。

    


【当日の様子】

<導入ストレッチ>                  <個別プログラム(1人でコグニサイズ>
 

<集団プログラム(皆で一緒にコグニサイズ)>      <コグニラダー(道具を使用してコグニサイズ)
 

【概 要】
令和5年度 大東市立歴史とスポーツふれあいセンター、四條畷学園大学リハビリテーション学部 共催事業
事前予約制:16名(満席全員参加にて開催)
参加者:50歳代~80歳代(男性4名、女性12名)

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