本田寛人准教授の論文が国際科学雑誌に掲載されました

  • 2023/06/22
  • リハビリテーション学部

理学療法学専攻の本田准教授の筆頭論文「The Chronic Effect of Stair Climbing–Descending Exercises after Meals on Glycemic Control in Individuals with Type 2 Diabetes: A Randomized Controlled Trial」が国際科学雑誌「Muscles」に掲載されました。

本論文は、2型糖尿病患者を対象として、短時間(3分間×2セット)の階段昇降運動の定期的な実施による血糖コントロール改善効果を検証したものです。12週間にわたり階段昇降運動を実施した結果、運動非実施群(対照群)に比べ、血糖コントロール指標であるHbA1cや膝関節伸展筋力が改善しました。
階段昇降運動は屋内で実施可能かつ特別な運動準備(機器、服装など)が不要であり、今回、短時間の実施で運動効果が得られたことから、糖尿病に対する運動療法の新たな選択肢になりうると考えられます。

これからも、四條畷学園大学は国民の健康・生活の質を高める知見を発信していきます。

論文掲載ジャーナル:https://www.mdpi.com/2813-0413/2/2/18

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