2年生が履修する「看護技術援助論Ⅲ」では、患者さんへの診療を補助する技術を学んでいます。
この写真は、6月6日に行われた〈筋肉内注射、皮下注射〉の演習風景です。看護師役の学生が、注射器に針を接続して、アンプルという小さなガラスの容器の中から薬液を吸い上げ、注射をする部位を選定して、患者役の学生が腕に装着したモデルに注射をするという、かなり難しい技術です。
みなさんもコロナワクチンを打ったと思いますが、あれは筋肉内注射でしたね。簡単そうに見えても、筋肉の周囲には大きな血管や神経が走っているので、それらを傷つけないように穿刺しなければなりません。
学生たちは、人体の解剖生理をしっかりと理解してこの技術を習得しようと頑張っていました。
緊張しながらも、「実際の看護師さんに近づいてきたみたいでうれしい！」という声が、学生たちからたくさん聞かれました。がんばって素敵な看護師になってほしいですね。