研究活動・社会貢献
研究活動
四條畷学園大学健康科学研究所
Institute of Health Sciences (IHS), Shijonawate Gakuen University
平成30年4月1日、本学は社会的要請の高い分野・学際的分野・先駆的分野等における研究を推進・支援し、社会に貢献することを目的として健康科学研究所を設立しました。
研究員は特別な学内研究支援資金をもとに研究室を立ち上げ、活発な研究活動を展開しています。現在の研究室と研究テーマは次の通りです。
研究室・センター名 | 研究テーマ | 研究者名 |
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動物介在療法研究センター | 身体障害者介助犬と生活する身体障害者のライフスタイルの変化について | リハビリテーション学部作業療法学科 野口 裕美 教授 大阪保健医療大学 吉田 文 教授 横浜リハビリテーションセンター医師 高柳 友子 |
成長期スポーツ傷害研究室 | 体操選手への腰痛予防 | リハビリテーション学部理学療法学科 木下 和昭 教授 |
神経リハビリテーション研究室 | 小脳性運動失調への非侵襲的脳刺激の効果に関する系統的レビューとメタ分析 | リハビリテーション学部理学療法学科 松木 明好 教授 |
看護技術研究室 | Covid-19によって看護技術の 自己練習ができなかった学生の習得度 |
看護学部 横山 友子 准教授 |
自閉スペクトラム症児研究室 | 自閉スペクトラム症児の透明マスクを 用いた療育のシステムの構築 |
看護学部 森 瞳子 講師 |
四條畷学園大学実践教育センター
Professional Education Center, Shijonawate Gakuen University
わが国では、医療の高度化、保健・医療・福祉の充実などにより平均寿命が延伸した一方で、出生率は減少し、少子超高齢化が進展し、2025年には、世界に類を見ない超高齢多死社会を迎えます。そして、保健・医療・福祉は、「病院完結型」から「地域完結型」へ、「医療モデル」から「生活モデル」へとシフトし、療養の場は「医療機関から暮らしの場」へと移行してきています。
このような、少子超高齢化の進展や多死社会の到来に対応した「地域包括ケアシステム」への転換において、医療・福祉の実践者は、より専門性の高い、人々の「人生の伴走者」となりうる役割が期待されていると考えます。
そこで、四條畷学園大学は、時代の変化に適応できる自律した、より専門性の高い医療・福祉の実践者を育成していきたいと考え、2019年4月1日に“四條畷学園大学 実践教育センター”を開設いたしました。
実践教育センター設置の理念・目的
実践とは、つながりのなかで価値を生み出す活動であると考えます。そこで、四條畷学園大学 実践教育センターは、医療専門職者のみならず、医療専門職を目指す若い人たちや地域住民の皆さまとのつながり、“健康に人生の最期まで自分らしく生活していく”価値を生み出す活動拠点を目指します。
さらに、すべての人々が、“健康に人生の最期まで自分らしく生きていく”ことを実現できるよう、その支援に携わる医療専門職の育成を支えていくことを目指します。
四條畷学園大学実践教育センター |
〒574-0001 大阪府大東市学園町6-45 Tel.072-813-2601(代表) |
社会貢献
ボランティア
本学では、近隣の多くの施設からボランティアの要請があり、多くの学生がさまざまなボランティア活動に積極的に参加しています。また、作業療法学専攻では一定の時間以上のボランティア活動を単位として認める「社会活動演習」という科目があります。写真は、四條畷学園大学附属幼稚園で開催された「ふれあいうんどうかい」に参加したボランティア風景です。
公開講座
四條畷学園大学では、年に数回の市民公開講座を開催し、大学における研究成果等を地域住民に還元する取り組みを行い、地域との連携をはかっています。「いきいき生きる」をメインテーマとして、これまでに「糖尿病の予防」「足のケア」「介護保険の賢い使い方」「口腔ケア」「しのびよる血管の老化」「脳の体操」など、幅広い分野で講演や実技を行っています。毎回多くの地域住民の皆さまに参加いただき、「頭もカラダも有意義に使える」と好評を得ています。
自治体等との連携
本学の教員の専門性を活かし、各市町村と連携し、保健予防活動等を通じて地域住民の人々の健康維持・増進に貢献しています。 また、公衆衛生に関する共同研究等にも積極的に取り組んでいます。
地域交流
地域の高齢者の皆さま、障がいを持つ方のサポート活動を通じて、交流を深めています。
その他
大学コンソーシアム大阪に参加しています。その他にも、教員・学生がさまざまな活動を行っています。